北浦町は宮崎県の北部、 「あと10分も車を飛ばせば大分県」 というくらい北端に位置した、小さな港町。
宮崎県と大分県の県境に位置し、高速道路が貫通する以前は 「陸の孤島」 と呼ばれていたが、それも今は昔の話。(2019年現在)
町の規模は大きくはないが、漁獲量日本一を誇るウルメイワシをはじめ、 定置網や養殖など、新鮮な海の幸に恵まれた漁業の町だ。
貝が大好きな私にとってはもはやパラダイス。 日本中の岩ガキを独占するのが小さい頃からの夢だったが、今はもうその夢はどこへやら。
「足るを知る」を覚えたのだ。
また、山間部では農業林業はもちろん、「備長炭作り」も盛んで、 人間国宝級の職人さんが今日も汗を流している。 おいしい焼き鳥も焼き肉も、この「備長炭」がなければできない。 もはや、神業と呼ぶべきこの職人技は、今度改めてこのサイトのどこかで紹介させてもらうのでここでは割愛。
実際に暮らしてみて私たちが感じた北浦町の魅力をまとめてみた。
田舎暮らしの魅力まとめ@北浦町
◎海まで5分、川まで5分、山まで5分
海でも川でも山でも、全て5分で着く。なのに市街地(延岡)にも車で30分でアクセス可能。
(市街地まで行けばイオンもユニクロも学校も病院も、何でも揃うので生活には何も困りません。←よほどのセレブでない限り)
◎人柄は「オープン」で「あたたかい」 さすが日照時間日本一のひなた県、宮崎。
◎九州No.1の絶景「下阿蘇海水浴場」がある
下阿蘇海水浴場は九州で唯一、「快水浴場百選、海の部特選」に選ばれた、風光明媚な絶景ビーチ。
※環境省選定、快水浴場百選より
◎川はそのまま飲める程水が綺麗
泳いでよし、ビール冷やしてよし、飲んでもよし(俺だけか?)、自分の足の親指の毛まで鮮明に見える程の透明度。
こんなに長かったのか、俺の指毛。
◎食べ物は基本何を食べてもおいしい。
鮮度と水の良さが大切なんだそう。
◎お茶(緑茶)作りが盛ん!
山の斜面を利用した茶畑、「地下(ぢげ)の茶山」は絶景。
インスタ映え間違いなし。
◎サーファーにオススメ!
元猿海水浴場まで30分、波当津海水浴場まで15分、日向まで1時間。強い東うねりが入ったら下阿蘇が最高。西うねり以外はだいたい拾える。シークレットポイントも多々。
◎自宅から職場まで7km、車で8分。
毎朝通勤8分ですよ!?
(時速120kmでかっ飛ばしてる訳ではありません。信号機が一つもないだけです。)
◎夜は無料のサファリパーク
不審者や空き巣被害はほぼ無いが、「シカやイノシシには気をつけろ」とのこと。
◎小中学校は町内にあり。
少人数ならではの行き届いた教育を受けられる。まるで専属家庭教師つき!
◎病院がある!
病院も歯医者もあり、基本的には町内で済みます。(眼科はない)
◎飲食店が沢山ある!
レストラン、定食屋、居酒屋、喫茶店など飲食店はたくさんあります。
スナックもカラオケもあります。
◎ガソリンスタンドも何件かあります。
(深夜や日曜などは閉まってしまうので注意が必要。日曜に出かける場合、土曜のうちに給油しておかないと…まぁ市内まで行けばセルフもたくさんあるので問題ないですが、市内まですら持たないくらい空っぽだとキツイかも。)
◎空き家はたくさんある
空き家はたくさんあるが、不動産屋がなく、「貸したいけど貸せない」「借りたいけど借りられない」現象が起きている。
おいおいてこ入れしていきます。
◎仕事はたくさんある
仕事はあるが求人募集されてないことが多々ある。「求人募集してもどうせ誰も来ない」「そもそもどうやって募集するの?」って感じです。
これもおいおい着手していきます。
◎スーパーはないが、「きたうらら海市場」で大体揃う。
◎コンビニがいらない
コンビニはない。一番近いローソンまで車で15分ちょっと。
地元の商店で大体揃うから、コンビニはいらない。
◎ご年配の方の方言「北浦弁」は少々手強い
満面の笑みのおじいちゃんに向かって
「え?今なんて??」
とは言えない。言いづらい…。
◎頂き物が多い
タマネギやニンニクを頂いて、お礼にお返しを持って行ったら怒られた。「今度お礼持ってきたらもうやらんぞ」と。
困る。それは困る。
これからもニンニクは食いたい。(タダで)
お返しがダメなら労働で返せばいいや、と、雑草を刈ったりしてます。
◎近所のおばちゃんがウチのチビを叱ってくれる
「昭和のおかん」がまだ生きてます。
熟女に叱られたい人にはオススメ。
(靴紐がほどけていたり、猫背で挨拶したりすれば叱ってくれます。)
パッと思いつくだけでもこんなに魅力的な町、北浦町。
とてもここでは書き切れないので(疲れたので)、細かい魅力はまたおいおい紹介させて下さい。
気になることがあれば、直にメールなり何なり下さいませ。